画像はない。
というより自重したのだ。ウン。
この日は娘の父親参観で朝は保育園へ。
何か作る的な事言ってたけどなんだろうって思ってたら船づくりだった。予想してなかったんでビックリ。
結果的に漁船のなりそこないみたいなのを作ってしまった。ごめんよ娘・・・可愛らしさのかけらもないやつで。
娘的にハートマークとか書きまくって可愛らしい感じにしたてあげてましたが痛漁船みたいになってしまっているよ娘。逆効果だ。あと他にも書きまくっていた謎の生物は何だったんだろう。うさぎっぽかったけどやたらいた。「コレ何?」とは聞けなかった。意外と自分が書いたものを人が見てわからないって何かショック受けるから。
まぁそんなこんなで父親参観を終えて家に戻りダラダラする・・・と思ったけど物足りない。
小さな買い物もあるし家族で何か適当に釣りに行ってみますかと突発出撃。
昼食を確保しつつ海へ走り、釣り道場さんで最近の釣果とか仕掛けを見る。
サビキはあんまよろしくなさそうだなぁ。
というわけで10号前後のジェット天秤と車に乗せていた適当なキス仕掛け、餌は赤イソメとして適当に何か釣れればいいなぁフィッシングを開始。通称チョイ投げ釣りである。
釣れればいいの、なんでも。食べられるものならば。
御前崎港は釣り場が色々とあり、西埠頭側では通称「お座敷」やら「鉄くず前」やら「赤灯台」(現在は風力発電所のトラブルというかにより立入禁止)やらがあり、「お座敷」や「赤灯台」堤防の先端側でチョイ投げ しようかと思ったけどお座敷は泳がせアオリの竿が大量に並んでおり入れる雰囲気でなし。
というわけで東堤防側、魚市場付近の方へ。
こちらはこちらで「魚市場」前だったり「倉庫前」だったり「貯木場」「貯木前テトラ」「砂利埠頭」などそれぞれ季節や釣り物で色々なポイントがある。
今回は砂利埠頭側の南を向いた方へチョイ投げすることに。
ある程度根が点在するけれど季節的にだんだんキスあたりが回り始めていてもいいでしょう。
という淡い期待を持って開始。
ちなみにチョイ投げ釣りとは本格的な投釣りのタックルではなく、ちょっとしたルアーロッドや、サビキで使うような磯竿の3号程度あたりの道具で行う規模が小さいというか仕掛けが小さい投釣り。
オモリ号数は別段決まっているわけでなく、底が取れて流されていかなければOK。大体御前崎港だと6~12号くらいのが扱いやすいか。ただし10号以上のオモリを使う時は竿の適合オモリ号数を確認してから使おう。
仕掛けも釣具屋で売っている出来合いの仕掛けでOK。この季節、キスを中心に狙うなら仕掛けのハリ号数が5号~のが無難かも知れない。まだキスが小さいのでハリが大きすぎるとかからない可能性がある。
餌の赤イソメ(または青イソメだったりチロリだったり)は頭をちぎって捨て、ハリ全体を覆うようにしてかけ、ハリから5mm程度垂らしたところで切って使う。 活性が低い時はハリの根本から切ってしまう。
ココらへんの説明が文章では上手く伝わらないのでこちらを見ていただければわかりやすいかと思います。→(虫動画注意!!音量も注意!!)コレ
アタリは手に持っていればグイグイと引っ張られる感触だったり、明らかに何かがくっついて暴れるような手応えが来ます。
置き竿にする場合は竿立てのようなもので竿を立てたりして糸を張り、魚の反応があったら竿先が振れるようにしておきます。(魚のアタリが出ると竿先がビヨンビヨン跳ねます。)
目を離しても大丈夫なように鈴(釣具屋さんで大抵売っています)などつけておくとアタリが出た時チリンチリンと鳴ってわかるようになるため便利です。
大抵の場合は遠くに飛ばして仕掛けが底につくまで待ち、手に持って糸を張って待つか置き竿にして糸を張って置いておくのですが5分~10分くらいで少し巻いて仕掛けを少しずつ寄せてきましょう。そうすることで魚がいるトコロを探りながら仕掛けを回収できます。同じ場所にずっと置いておいてはあまり数が伸びません。
特にキスは群れで活動することが多く、1匹掛かった場所をある程度把握しておけばもう一度そこの近くに投げてすぐに釣りあげて数を伸ばしやすくなります。
また漁港内などは特にそうなのですが根や予期せぬ障害物に引っかかり仕掛けが回収できなくなる場合があります。(根がかり)
その場所も覚えておいてそこには投げないようにしましょう。またほぼ必ずと言っていいほどこの現象は起きるため仕掛けとオモリの予備は少し多めに持って行きましょう。(ソレ以外でもフグに仕掛けをダメにされたりする場合があるため)
以上がうんちく。
すぐに反応あり。だが針がかりしない。
相当な重さと引きを感じるのだけど途中でふっと軽くなりバレていたり、 食う場所が根周りで食って即根に戻っているのか、合わせをくれた後巻き上げても根にかかってバレてしまう。
置き竿にした竿を引きずるほどのアタリであっても こんな状態が続くため首をひねる。
何がかかっているんだろうか。
悩みながらチョイ投げしていると 何とかキスが2本上がってきた。
しかしその後風は強まるわアタリが遠のくわで辛い状況に。
子供たちも魚の反応がなくなって暇になり
「遊びに行ってくるゥゥゥううーーー!!」
と大きな声で宣言して堤防をかけて行った。
仕方ねえ頑張っておかず増やすか、とやっていると遠くで「いい事考えたァアー!」という大体の場合はいいことでないセリフが聞こえてくる。もちろんうちの子供達の発言である。
チラチラと様子を見ながら釣りをしているとどうやら何かを捕獲している・・・ようだ・・・が。
お前そこら辺に何がいるんだという場所で寝そべって手を伸ばして何かを取ろうとしている。貝かカニか?
「父ちゃん、母ちゃん、捕まえたアアァアアアアア!!!!」
元気よく戻ってきた息子。
その手にはフナムシ。
そう、フナムシ。
フナムシって何?と言う方へ→ 閲覧注意!!虫画像です!!コレ(Wikiに飛びます)
今思えば小型なダイオウグソクムシの素早い版みたいな風に思わんでもないがもうさ、なんていうかさ。お前よくそんなの触れるな!!!!
しかし思うのである。
堤防釣り師ならだいたい聞いたことがあるだろう。フナムシは堤防釣りの万能エサだと。
際に落とし込めば黒鯛だの底に落とせばカサゴだのなんでも食ってくる、しかも食いのいい魔法の餌だと。
しかしあの見た目と動きと堤防にびっしりいるあの数のお陰で捕獲しようなんて大抵の人は考えないはずだ(大抵の人は。というか普通そうだよね?)
しかし息子は超笑顔で捕まえてくるのである。
とか思ってたら娘も捕まえてきた。お前らホントそういうの強いな!!!!1111
2本だしていたチョイ投げの仕掛けから餌を外してとりあえず子供たちに適当にハリに刺せと命じてそれを行ったことを確認し、堤防際に落とす。
「こいつはねー餌になるんだよぉー。」
極めて冷静にやさしーく言うと
「!」
とハッとして新たなフナムシを確保しに行こうとする息子と娘。必死に止めたが。
そしてつけて落としたやつが反応無くどういうこっちゃねんと上げてみる。と言っても5分経ってない。
手応え。いる。もういるなんかいる。
でもそんなに強くないし何か常に振動してる、コイツバイブレーションか何かかと思っていたら上がってきたのはハオコゼだった。
コイツも食うのね・・・・と思って子供たちに見つかる前に破棄。やれやれと思っているところでタイムアップとなってしまった。
というわけで本日の釣果
・キス2本(2本とも約12cm)
毎年恒例のキスストック袋に入って冷凍されました。
本日の 息子
息子「フナムシの早さは91だから!」
俺「?何言ってんだ?」
息子「でも僕捕まえられるから!!91だけど捕まえられるから!!!」
息子よ、お前ゲームしないくせに変なところでゲーム脳だな!!!ステータスか!!
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