というわけで未だに絶好調を保つホームサーフ駒場海岸へといそいそ二日間出撃してきた。
19日
会社の忘年会が終わって二日酔い気味。
風つよーい波たか~い予報である。
こういう予報ならそんなに人もいないだろう。しかし前回そうやって寝坊していって(狙ったわけじゃないけど)後悔をしたのできちんと早起きしてゆっくり行くことに。5時くらいについて夜明け1時間前から浜インしてればいいんじゃないかなーくらいの気持ちで。
しかしやっぱり道路は空いてるしそんなにウロウロできる場所もその時間にはないから結局4時半頃には浜についていた。
が。
埋まっている・・・・だと・・・。
かろうじて駐車場は確保したけど浜のよろしそうなところはもうほとんど取られていて仕方なしにマシそうなところに入るしかなかった。毎度毎度思うけどここどうなってんだ・・・。
結局はその時間から竿を降り始め「なんにもねえなあーかぜつよーい。でも波がべったりぃー。」なんて言いながらふと嫁を見ると何かズルゥーしている。
(゚A゚;)Fリードでもっちー釣っとる(イシモチ)
その後は我々に何事も無く夜が明け友人からLINEが飛んでくる。
(゚A゚;)80くらいのシーバスあげとる・・・。
羨ましいなあーくそおーってふと眼前に広がる海を見たらちょっと西の方でイワシがバタバタジャンピンしている。
お・・・お前らか!!!
そこをひたらすら皆さん通してくるも何も反応がない様子。しかしナブラが通り過ぎた直後にヒラメやらシーバスやらがあがっている。
俺達の目の前にもぶわーっときた。
よっしゃーやったるでぇーといきんで投げるもやっぱり何もなし。
色々付け替えて反応ない?反応無い!ってやっていたら目の前で跳ねる捕食魚。
フライングヒラメであった。
おおおおおおいお前を狙ってるんだYOOOOOOOO!!!!1111
イワシカラーやら目立つ系(ピンクとか)のにしたりミノーにしたりジグにしたりを試したけどやっぱり何もなし。
下も通してみるけど何もなし。
そうこうしているうちに祭りの会場はどんどん東に移動しそのまま消え去ってしまった・・・。
諦めきれずにハウルに変えたときふと思いついて我が家では臭いフォーミュラと呼ばれるコイツを塗りたくって投げてみた。 興味本位でシリテンジグを買った時一緒に買ったけど殆ど使ってなかった。
塗り塗り・・・くっせえ・・・ぬりぬり・・・よし、ビューン!!→ボチャン・・・(フォール中)・・・ゴツゴツゴツゴツ・・・フッ・・・ゴン!!
つついてるなあーってマジかよ!!臭いだけあるぜ!!! 喜び勇んでバシッと合わせてそこそこの重さに心のなかでガッツポーズ!!!
嫁の方を見てドヤァーしながら「ようやくだよーッフッフー!!」とか言いながらゴリゴリ巻いて・・・なんかすごい浮いてきたし波乗りしながらこっちきたけど・・・見たことあるフォルムだけど・・・。
ええー・・・おまえかよ、しかもすげえでけえ・・・。ショウサイとかトラとかと思うくらいデカイ・・・。
つーかすっげえ嫁にどやってしまった。すっげえ笑われるしすっげえ恥ずかしい死にたい。
しくしくしながら海に帰ってもらいました・・・。しかしこいつら何で海に返してやってるのにずっと膨らましたまんまでしばらくは波打ち際でうちあげられた魚ごっこするんだろう・・・。
今日はとっとと帰って欲しい悲しみの原点だから・・・。
気を取り直してちょっと歩き、キス釣りのおいちゃん発見。話しかけたら釣れてる模様。
イワッシーさんに見せかけるのはイマイチ僕ら上手くできてないようだからキッスィー君になりきってみようか。とツレギスGBを投げてみる。
着底→ぐりぐり→着底→ぐりぐり→着底・・・グイッ
ひったくられるような手応えを感じて反射的にアワセると一瞬乗った手応えの直後にモゾッと切られた感触。
リーダーを見るとささくれささくれでどうやら鋭利な歯をもったやつが来たっぽいけど正体わからず。ベタ底だけどサワラとかかなあ・・・。
結局その後はまたもお祭り発生するも何もございません。フライングヒラメ(合計3回確認)のバッスシー君のジャンプも見れましたくらいで終了してしまった。
悔しいでござる・・・。 次の日にリベンジを決意。
ちなみにグーフーがかかってきたハウルはこんな感じにされてました。
おのれ・・・ゆるさん・・・。
20日
前々回、前回の反省を踏まえて早起き早着き。その途中で「ヒラメを授ける」とか言いながらレッドブルを一気しつつ4時くらいには到着。浜インで良さそうな場所ゲッツ。(この時点で嫁待機)
夜明け前もバッスシー君たちが来る可能性がある・・・。と普段はほとんど考えないことを考えながらニヤニヤしつつキャストを繰り返す。
今日は風も波も弱くて釣りやすい。 (弱い北風で追い風気味であった)
しかし5時くらいに緊急事態が発生する。
ぼくのこうもんがさいこうれべるなばくれつけいじゅもんのえいしょうをはじめたぞ!!
腹も痛くなってきたし死んでしまうかと思うくらい一気に冷や汗が。嫁に電話して「お願い支度していますぐ来てお願いよおおお!!!」とかよくあるTVでやってる海外の事件における女性のような言い方で哀願し嫁に場所を押さえてもらいトイレットへダッシュ。ウェーダーってこういう時本当に一瞬で消え去ってほしいくらい邪魔ですね。わかってたけどね!!!
無事呪文の詠唱が終わって元の場所へ戻ってくる途中60くらいのヒラメちゃん持った兄さんとすれ違う。
まさかな。
嫁のいる場所へ戻ってくると
「トイレへ走った直後に隣の兄さんが60くらいのヒラメを・・・・」
/(^o^)\<今日はそういうオチかー
しかもなんかまたLINE来たなあって思ったら前日80のシーバス上げた友人が今度はイナダげっつしてるし、しかも直後に2本目取ってるし。今、羨ま死刑が執行できるのなら進んで執行者になれる気がする。
しかしまたも昨日と同じくして祭が自分の目の前でも!!
今日の俺はMPも使ってるし授かる系ドリンク飲んでるし一味違うぞおおおお!!とファルクラムをぶち込んでグリグリ→ドーーーーーーーーーーーーーーーーン
\ コ ノ シ ロ /
おまえじゃねええええええええええええええええええええええええええええ。
ま、待つんだ。釣りの世界には「マッチ・ザ・ベイト」ちう言葉があるのだ。コノシロが群れているということはこのカラーのルアーで「ちょっと群れからはぐれちゃったよ食べられちゃうよーえーんえーん」的な雰囲気を醸しだしたらなにか釣れるのではないか。
前向きに捉えてボックスを見るとあるのはタイドバイブスコア78RPコノシロ。
こんな時のために買っておきました!リアルなコノシロカラーです。まさにマッチ!しかし小さくね?今釣れてくるコノシロ本当にデカイと30cmくらいあるやついるよ?(タイドバイブスコアは10cm満たない)
でも通用しない事ないよなーきっと、と楽観して群れの向こうにフルキャストー!
着て・・・ふわっとしたよ?
糸フケおもいっきり取ってアワセ!ゴン!よしやっぱりなんかいる!!
引っ張ってくる時もスレかかったコノシロではない感じ!知ってる重み!横で見ている嫁は「どうせコノシロやろ?今も私に当たってくるやで」と言いながらコノシロサッカーしている。
しかし!
今度は!
ズサー!!
ギリヒラメー!!ようやく出会えたなアアア久しぶりぃいい(ソゲ除外すれば春振り)
やっぱり食い上げてきてたようでバイトミスったのか何なのか口の横に掛かってました。危ない。
その後もしばらくはコノシロ祭が続き粘ってみるも何もなし。
2度めの爆裂系呪文が詠唱され始めたので駐車場のトイレにまた戻る。
イナダ祭に当たった人たちが駐車場でワイワイやっていた。
で、でかい。
イナダと言っていたけれどワラサレベルまで余裕にあるのがゴロゴロしている、そこに混じってシーバス、ヒラメも居る。羨ましいなあ。一人で5本以上取ってる方もいた。
そしてひときわデカイのがいたけれどそいつは95くらいあったそうで。体高がずば抜けてでかかった。
色々とその時のお話を聞かせてもらいデカイ奴を見に行くとその人も 複数とっていた。
「いいなあー僕も祭参加したかったっすよー。今そういうのも欲しくて粘ってるけどそのストリンガーに付いてるやつのサイズでいいから欲しいっすもんwwwwww(それでもワラサクラス)」
と冗談交じりに言ってみたら快く「欲しかったらあげるよ。俺このデカイ奴一本ありゃ十分すぎるしさあw」と本当にくれた。
あの時のアングラーさん本当にありがとうございました。こんな所見てるかどうかと言われれば見てないだろうけどおかげで美味しいワラサにありつけました本当にありがとうございます。
その一件で発動しかけていた爆裂系呪文が一瞬引っ込んだけど戻ろうとした際に復活したので結局呪文詠唱して釣り場に戻るとかなり沖のほうで祭がはじまっていた。(どう頑張っても届かない)
諦めきれずにジグ等ではぐれたやつが来ないかと粘ってみるもかかってくるのはコノシロさんだけ。
ウロウロし続けたけど結局お昼で切り上げてこの日も終了となった。
結果
・イシモチ(30cmくらい) 1本
・ヒラメ(40cm) 1枚
・コノシロ(20~30cmくらい。全部リリース)
・グーフー リリース。
いただいたワラサ
釣ってきた他の魚と共にこうなりました!
かぶと焼き
てりやき(カマが絶品だった)
煮付け
刺身
美味しい魚料理は幸せになるね!
今度は自分で釣るんだ・・・!